アウディS1 2019年に登場 2.0ℓ4気筒ターボ、253psでよりスポーティに
公開 : 2018.06.19 18:10
アウディA1の高性能版であるS1が来年後半に登場するようです。253psの2.0ℓターボを搭載し、ハルデックス式クワトロシステムにより現行よりもやや速い加速性能を実現します。。A1よりもさらにスポーティなルックスで、若い顧客への訴求力を高めます。
よりスポーティに 若年層へアピール
新型アウディS1は253psのターボエンジンと4WDシステムの組み合わせにより、クラス最速のクルマとなるだろう。
2019年後半の登場が予想される2世代目S1には、VWグループのEA888と呼ばれる2.0ℓ4気筒ターボのハイパワー版が搭載される。ハルデックス製のクワトロシステムとの組み合わせにより、0-100km/hの加速は現行の5.9秒よりもやや短縮されるだろう。
A1のMQB A0プラットフォームによるねじれ剛性の向上の恩恵も受けている。また、ボディシェルの27%は超高強度コンポジットが使われている。
アウディはS1について公式に発表していないが、AUTOCARはこのモデルが若年層へアピールするモデルとなると考えている。これはスタンダードなA1にも共通する思想であり、標準モデルでもスポーティなルックスを与えられていることからもわかる。
A1のエクステリアデザインを担当するユルゲン・レフラーは、アウディのラリーの伝統にインスパイアを受けたと語っている。
S1は大型のリアウイングやホワイトのホイールなど、よりクワトロ風のパーツの採用が検討されているようだ。