EVモード　最長51km走行可能

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「レンジローバー」「レンジローバー・スポーツ」のラインナップにプラグイン・ハイブリッド（PHEV）モデルを追加し、受注を開始した。

ランドローバーに初めて導入されるPHEVシステムは、インジニウム・ガソリン・エンジン（300ps）と高出力のモーター（116ps）を併用するパラレル・ハイブリッド。

システム統合出力：404ps
システム最大トルク：65.3kg-m
0-100km/h加速（レンジローバー）：6.8秒
0-100km/h加速（レンジローバー・スポーツ）：6.7秒
最高速度：220km/h

NEDC（新欧州ドライビング・サイクル）における燃費は両モデルともに2.8ℓ/100km、CO2の排出量は64g/kmという高い効率性を兼ね備えた。

目的地までの高低差データ　ハイブリッド制御に

走行モードは、状況に合わせて、2モードから選択可能。

パラレル・ハイブリッド・モードは、バッテリーの充電レベルが設定値以下にならないように走行する「セーブ機能」、ナビゲーションに目的地に入れルートを設定すると、高低差のデータを活用しモーターとガソリン・エンジンを最適に切り替えて、エネルギー効率を高める「エネルギー最適化予測機能」を備える。

また、EVモードでは、モーターのみで走行し、ラインナップのなかで最高レベルの静粛性と、最長51kmの航続距離を達成する。

なお、200Vの普通充電に対応しており、家庭、公共施設、商業施設のどこでも充電可能で、充電ポイントは洗練されたデザインを損なわないよう、フロントグリルに配置した。

レンジローバーPHEV

ヴォーグPHEV：1508万円
オートバイオグラフィPHEV：1780万円
ロングホイールベースPHEV：1573万円
オートバイオグラフィ・ロングホイールベースPHEV：1836万円
SVオートバイオグラフィPHEV：2866万円

レンジローバー・スポーツPHEV

HSE PHEV：1185万円
HSEダイナミックPHEV：1242万円
オートバイオグラフィ・ダイナミックPHEV：1315万円

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