ビートル、4ドア「EV」として生まれ変わるか フォルクスワーゲン
公開 : 2018.07.03 11:40
来年を持って生産の終了が予定されているフォルクスワーゲン・ビートルですが、数年後にEV化されて復活する可能性が浮上しました。まだ構想段階にすぎませんが、現在開発中のIDシリーズが軌道に乗り次第ゴーサインが出る見通しです。
もくじ
ー ビートルEV、構想中
ー 優先課題は実用EV車
ー フレキシブルなプラットフォームがカギ
ビートルEV、構想中
全く新しいフォルクスワーゲン・ビートルが現在構想中とみられ、もしフォルクスワーゲン内でゴーサインが出たとしたらバッテリー式のEVとなる見込みだ。
トレードマークであった2ドアのボディスタイルを捨て4ドア化されるとともに、1945年の初代ビートルと同じ後輪駆動になるかもしれない。このモデルにはIDシリーズと同じ「MEB」と呼ばれるフレキシブルな電動アーキテクチャーが採用されるだろう。
フォルクスワーゲンは2011年から販売している現行ビートルが来年に生産を終了し、後継車が準備されていないことを認めている。英国ではすでに受注を停止済みだ。
しかしハーバート・ディエスCEOは、標準的なモデルと並行して、より「エモーショナルな」モデルの発売に積極的だ。歴史あるネームプレートであるビートルの存続も前向きに検討されていることだろう。