VWゴルフRのパワー引き下げ 310→300psに WLTP適合のため
公開 : 2018.07.05 18:10
フォルクスワーゲンはWLTPへの適合のため、ゴルフRのパワーを引き下げることを発表しました。以前の310psに対し、今後は300psとなります。それと同時に、顧客需要の変化に合わせ、英国での3ドアおよびMT仕様の販売を終了するとのことです。
もくじ
ー エグゾーストシステムを変更 300psに
ー ラインナップを縮小 5ドアDSGのみに
エグゾーストシステムを変更 300psに
フォルクスワーゲンはホットハッチであるゴルフRのパワーを、9月から始まるWLTPに適合させるため引き下げると発表した。姉妹車であるセアト・レオン・クプラも同様だ。
2.0ℓの4気筒ターボは今まで310psを発揮していたが、今後の仕様では300psとなる。
フォルクスワーゲンのスポークスマンはAUTOCARに対し、「新しい規制に対応するため、排気ガス処理と最高出力が変更されました。今後は、ゴルフRのエンジンは300psとなります」と述べた。
フォルクスワーゲンはこのパワーダウンについて技術的な詳細を明かしていないが、WLTPのより厳しい排出ガス規制に適合するため、エグゾーストシステムを変更したものとみられている。これにより、公道走行時の窒素酸化物の排出量が低減する。