C・ロナウドの移籍金146億円にストライキ フィアット・クライスラー
公開 : 2018.07.15 09:10
フィアットの従業員が、C・ロナウドのユベントス移籍に反旗を翻しました。スター選手の高額の移籍金は、従業員の未来のために投資するべきと主張。ストライキは、現地時間の日曜22時〜となる見込みです。
数千人vsロナウド プント/500Xの生産に影響か
サッカー界のスター選手「クリスティアーノ・ロナウド」が、ユベントスFCへ移籍する契約の締結を受けて、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の従業員はストライキを実施すると発表した。ユベントスFCとFCAは、ともにエクソール社が経営権を握っている。
USB労働組合によれば、33歳のロナウドがユベントスに移籍するのに必要な移籍金9900万ポンド(146億円)は本来、「たったひとりに与えられる」のではなく、フィアットに従事する何千人もの従業員の将来のために投資されるべきだという。
ストライキは南イタリアにあるFCAのメルフィ工場で、日曜午後10時から火曜午前6時まで行われる予定。AUTOCARはFCAに対し、このストライキで同工場で生産されているプントと500Xの納期に、影響が出るかを確認している。