ヴァジラーニ ハイパーカー「シャル」公開 写真15枚 グッドウッド
公開 : 2018.07.16 17:10
ヴァジラーニは、インド初のハイパーカー「シャル」のコンセプトを発表しました。タービン・エレクトリック・パワートレインにより、大パワーと長い航続距離を両立したとのこと。カーボンの多用とバッテリーの小型化による軽量化にも注力しています。写真15枚!
もくじ
ー タービン・エレクトリック・パワートレイン採用
ー カーボンファイバー多用 バッテリーも小型化
ー ミシュラン/フォース・インディアが協力
タービン・エレクトリック・パワートレインを採用
インドの新興自動車メーカー、ヴァジラーニ・オートモーティブは「シャル」というハイパーカーを発表した。環境に優しいタービン・エレクトリック・パワートレインを搭載している。
ジャガー・ランドローバーやロールスロイスでの勤務経験もあるチーフデザイナーのチャンキー・ヴァジラーニは、グッドウッドでの発表を前にAUTOCARのインタビューに応えた。彼はこのクルマに今までのEVにはない官能性をあたえたという。これは彼自身が「真のカーキチ」だからだという。
このタービン・エレクトリック・パワートレインにより、航続距離にとらわれることなく強大なトルクとパワーを実現している。ヴァジラーニは、「タービンの開発において英国の企業と協力しました」と語っており、ドライバーは「通常のガソリンを使用」することができるという。
4つの電動モーターがそれぞれのホイールに搭載されており、完全に独立したトルクベクタリング機能を持つ。モーターは1速のギアボックスに接続されている。非常に幅広い回転域で「ドライバーが使いきれないほどの」パワーを発生するため、2速目は不要であったとか。