VWゴルフGTI、欧州で受注終了 WLTP導入を控え GTIパフォーマンスは存続
公開 : 2018.07.20 15:40
フォルクスワーゲン、現行型ゴルフGTI(スタンダードモデル)の受注を、欧州では停止します。これは9月からのWLTP導入に向けた動きです。GTIパフォーマンスについては、販売存続とレポートされています。
もくじ
ー スタンダードなGTIを廃止 パフォーマンスのみに
ー 年内にTCRが追加
スタンダードなGTIを廃止 パフォーマンスのみに
フォルクスワーゲンは9月のWLTP施行を前に、欧州市場のラインナップからゴルフGTIを廃止した。
ただし、GTIパフォーマンスについては販売が続けられる。これは1465ポンド(21万円)高い2万9930ポンド(438万円)で、同じ2.0ℓターボを245psまでパワーアップしたものだ。この変更についてはフォルクスワーゲンが認めている。
8代目ゴルフが来年登場予定であることを考えると、フォルクスワーゲンが230psのスタンダードなGTIをWLTPに適合させて再び投入する可能性は低い。
WLTPは現在の実験室で行われるタイプのNEDCテストに置き換わるもので、実際の公道での試験を必要とする。メーカー各社はこの新規制に適合させるため、新たな微粒子フィルターの装着を余儀なくされている。