新型アウディQ3、なぜ大型化? デザイナーQ&A 「Q2との違い強調」

公開 : 2018.07.25 11:10  更新 : 2018.07.25 17:10

新型アウディQ3についての詳報です。柔らかい印象であった先代とは打って変わって力強いルックスを手に入れました。これによりQ2との差別化を図るとともに、Q5との間にうまく馴染めるよう設計されています。広い荷室や先進装備の数々も魅力です。

もくじ

Q2との差別化 力強い印象に
広い荷室 先進装備も多数
インタビュー:デザイナー、マッティアス・フィンク

Q2との差別化 力強い印象に

アウディは、8月に予定された新型Q3の受注開始を前に、その姿を公開した。納車開始は11月ごろに予定されている。アウディによれば、新型Q3は単なるベイビー・クロスオーバーではなないとのことだ。より実用的で豪華な装備が施され、Q2との差別化が図られている。

「初代Q3の購買層が成長したのとともに、クルマも成長したのです」とエクステリアデザイナーのマッティアス・フィンクはいう。「Q2を若年層向けに仕上げたことで、Q3をよりバランスのとれたSUVとすることができました」

この変化は、プレミアムSUVであるQ8にも似たエクステリアによく表れている。新型Q3にはよりスリムなLEDヘッドライト(最上位モデルにはマトリクスLEDが装備される)、大型フロントグリル、力強いショルダーラインなどが装備される。初代Q3のソフトな印象とは異なるものだ。

ホイールは17インチから20インチまでの間で選択可能だ。アウディはボディとの下部セクションとの塗り分けにより全高を高く見せる効果を狙っている。これによりSUVらしいルックスを実現する。

このQ3には5種類のエンジンが用意されているが、英国向けにどのエンジンが設定されるかは未定だ。エントリーレベルのTFSI 35には150psの1.5ℓ4気筒ガソリンエンジンが搭載され、そのほかには190psのTFSI 40や230psのTFSI 45の2種類の2.0ℓが用意される。ディーゼルはTDI35と40の2種類で、それぞれ150psと190psだ。

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