アレス・パンサー 新画像6枚 デ・トマソ・パンテーラがモチーフ
公開 : 2018.08.09 06:10
カスタムカーを製作するアレス・デザインは、ランボルギーニ・ウラカンをベースとした「パンサー」の新画像を公開しました。650psを発揮するウラカン譲りのV10を搭載し、少数が生産されます。同社は今後もラインナップを拡大する姿勢を示しています。
もくじ
ー ウラカンをベースに パンテーラ風デザイン
ー 今後もラインナップを拡大
ウラカンをベースに パンテーラ風デザイン
アレス・デザインは、ランボルギーニ・ウラカンをベースとしたスーパーカーにパンサーという名称を用いることを認めた。1台目は10月に出荷される予定だ。
本社のあるモデナ周辺では、偽装が施されたパンサーのテストが度々目撃されている。アレス・デザインによれば、2018年の生産枠はすべて埋まっており、その価格は51万5000ユーロ(6625万円)からとなっている。
前ロータスCEOのダニー・バハールが率いるこのデザインハウスは、ウラカンのプラットフォームを用いた複数のカスタム車両を生産する予定だ。
このクルマのデザインは1971年型のデ・トマソ・パンテーラにインスパイアされたもの。リトラクタブル・ヘッドライトとリアの造形からも見て取れるだろう。しかし、大径ホイールやハンドルレスのドアなどは現代的だ。さらに、F1をイメージしたストライプ入りのピレリPゼロタイヤを装着している。
コーチビルトのボディの下に搭載されるエンジンはウラカンと同じ5.2ℓV10だ。最高出力はスタンダードなウラカンから40ps向上して650psとなっている。ただし、トルクはウラカンと共通だ。パフォーマンスの数値については公表されていない。