次期メルセデスGLE サスペンション/PHEVで攻勢 19年春予定
公開 : 2018.09.12 11:10
BMW X5の対抗馬、メルセデス・ベンツGLEは来春デビュー予定。追撃への秘密兵器は、EV航続距離を伸ばしたハイブリッドと先進のサスペンションです。クーペとAMG版は、追って登場します。
もくじ
ー 第2世代GLE、先進装備がキモ
ー どうなる? エンジンラインナップ
第2世代GLE、先進装備がキモ
かつてMクラスを名乗ったメルセデス・ベンツGLEが、近く第2世代へ移行する。この次期GLEは、メルセデスにとって重要なふたつの新技術を紹介する場にもなる。ひとつはSクラスすら凌ぐサスペンション、もうひとつはEV走行可能な距離が80kmを超えることになりそうなプラグイン・ハイブリッドだ。
新型サスペンションシステムは、Sクラスに設定されるマジック・ボディコントロール(MBC)のアドバンス版で、市販化はこれが初めてとなる。前後左右すべてのダンパーとスプリングを独立コントロールし、ロールだけでなくピッチやスクオットも打ち消す。
いっぽうのロングレンジ・ディーゼル・プラグイン・ハイブリッドは、次期GLEの発売後にやや遅れて追加される見込みだが、EV走行の航続距離が30kmに満たなかった現行のGLEプラグイン・ハイブリッドから大きな進展を遂げる。