テスラCEOがツイート モデル3納車遅延「理由は物流地獄」 カラバリも縮小
公開 : 2018.09.18 19:10 更新 : 2018.10.02 11:58
テスラ・モデル3の納車遅延に不満を述べる顧客に対し、テスラCEOのイーロン・マスクは同社が「物流地獄」に陥っているとツイートしました。生産プロセスに関わる課題に直面時は「生産地獄」と表現。生産目標は達成できましたが、カラーバリエーションを縮小しています。
もくじ
ー モデル3、「生産地獄」から「生産地獄」へ
ー カラバリ縮小 黒とシルバーは割増価格に
モデル3、「生産地獄」から「生産地獄」へ
テスラ・モデル3の納車遅延に不満を述べる顧客に対し、テスラCEOのイーロン・マスクは同社が「物流地獄」に陥っているとツイートした。
テスラ・モデル3の生産プロセスに関わる課題に直面した当時、マスクは同社が「生産地獄」に陥っているとツイートしている。しかし、同社がモデル3の生産台数目標を達成したと報告したことから、その課題は解決したようだ。
マスクは以前、米国内での納車数の上昇に伴い、引き渡しが遅れる恐れがあるとツイッターで呼びかけた。今回彼は、顧客の不満に対し、「物流地獄」にシフトしたとの認識を示した。
Sorry, we’ve gone from production hell to delivery logistics hell, but this problem is far more tractable. We’re making rapid progress. Should be solved shortly.
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年9月17日
しかし、マスクは物流の問題は生産の問題に比べて「早く解決でき」、同社が「急速に改善を実施している」と述べた。ただ、具体的な納車遅延台数は明らかにしていない。
2018年最初の3カ月間に納車されたモデル3は8182台だったのに対し、2018年第2四半期は1万8449台となった。一時的に生産ラインを増設し、フリーモント工場労働者にはっぱをかけたことにより、第2四半期末までに週あたり5000台という生産目標を達成することができた。
カラバリ縮小 黒とシルバーは割増価格に
つい先日マスクは、生産効率を高めるためにモデル3のカラーバリエーションを縮小することにした。黒とシルバーは割増価格となる。
顧客からの問い合わせに対し、マスクは、同社のサービスセンターではリペアに際してこれまでのカラーを提供すると回答している。
右ハンドル仕様のモデル3は2019年から生産される予定。