ランボルギーニ・ウラカン 2019年フェイスリフトへ パワー増強も自動運転なし
公開 : 2018.09.25 11:40
ランボルギーニ・ウラカンは2019年に初めてのフェイスリフトが予定されています。目撃されたテストカーを見る限りでは、外装に多くの変更点が確認できました。アウディR8とほぼ同時の更新となり、両車ともに20psから30ps程度のパワーアップが期待されます。
外装に変更点多数
ランボルギーニは来年のフェイスリフトに合わせ、ウラカン・ペルフォルマンテの後継となるグレードを設定するようだ。
ウラカンは2014年の発売以来、小変更のみが加えられてきた。2019年型にはより大掛かりなアップデートが予定されており、そのプロトタイプ版が目撃されている。
カモフラージュが施されてはいるが、視覚的な変更点が複数確認できる。シャッターまたはフラップにより空力を改善することができる複雑なエアインテークを備えた、新デザインのフロントバンパーが取りつけられている。さらに、側面のエアスクープには水平なフィンが取りつけられるほか、後部の変更点も多い。
すべてのグレードにペルフォルマンテ同様の高い位置に取りつけられたツインエグゾーストシステムが装着される。新デザインのリアディフューザーなど、アヴェンタドールSVJ譲りのアクティブ式エアロが奢られるようだ。
ウラカンのフェイスリフトはアウディR8に続くものであり、機構面では同様の変更が加えられるだろう。両車ともに20-30psのパワーアップとなり、WLTP規制に適合させるための微粒子フィルターも装着される。0-100km/h加速は若干短縮されて3秒程度となるほか、最高速もわずかに向上するだろう。
ランボルギーニはウラカンのアップデートにより、他のスーパーカーのライバルたちに対抗しようと考えている。したがって、アウディゆずりのインフォテインメントシステムや、新しいスイッチ類も装着されるだろう。ただし、純粋なドライバーズカーであることから、フォルクスワーゲングループの自動運転技術は採用されない見込みだ。