ジャガーXJR-11に1.7億円 ボナムス・グッドウッド・リヴァイヴァル・オークション
公開 : 2018.10.02 11:10 更新 : 2020.12.08 18:43
ボナムス・グッドウッド・リヴァイヴァル・オークションにイギリスのアマチュア・レーサーにとって垂涎といえるジャガーXJR-11が姿を現しました。昨今ヒストリック・グループCレースが盛り上がっていることから1億7151万円まで競り上がりました。
シルクカット・ジャガー 1億7151万円で落札
グループC時代の世界スポーツカー選手権を席巻した英国車といえばシルクカット・ジャガーに尽きよう。白と紫というインパクトあるカラーリングを纏うジャガーXJRシリーズは、独特な存在感を放っていた。1988年にはル・マン24時間レースをジャガーとして31年ぶりに制し、世界スポーツプロトタイプカー選手権WSPCのシリーズ・チャンピオンを勝ち取り、英国に栄光を持ち帰った。
日本でも活躍 XJR-11
今回ボナムス・グッドウッド・リヴァイヴァル・オークションに出品されたのは、1990年シーズンの世界スポーツプロトタイプカー選手権を闘ったXJR-11のシャシーナンバー490で、マーティン・ブランドルとアラン・フェルテのドライブで1990年のシルバーストンで優勝した輝かしい記録がある。
翌1991年は日本のサンテック・レーシングから全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権に挑むという異色のヒストリーを持つ。
近年ヒストリック・グループCレースが盛り上がっていることに加え、先頃フルレストレーションが完了したばかりのパーフェクトなコンディションあることから、最終的に1億7151万円で落札された。