ルノーK-Ze発表 SUV風の小型EV 中国市場を意識
公開 : 2018.10.03 22:30
ルノーはK-Zeと呼ばれるSUV風の小型EVを発表しました。EV市場が急拡大する中国市場を念頭においたモデルです。250km程度の航続距離を持ち、都市部での移動手段としての使用が想定されています。欧州では2021年の発売を目指します。
もくじ
ー まずは中国市場へ
ー 欧州では2021年登場
ー 安価な都市向けモデル
まずは中国市場へ
ルノーはK-Zeと呼ばれる電動コンパクトモデルを2019年に発売する。「SUVにインスパイア」されたというこのモデルは中国で最初に発売され、NEDCサイクルで250kmの航続距離を持つ。
これはパリ・モーターショーの前夜に発表された。
会長兼CEOのカルロス・ゴーンはクリオとプラグインハイブリッドのキャプチャーおよびメガーヌが2020年に欧州で発売されると明かした。ゴーンはルノーがここ10年間にわたってEVへの投資を続けており、EVで収益をあげる唯一のメーカーだと語った。
このモデルはルノーの電動化戦略を次の段階へと進めるものだ。
超小型EVであるゾエがルノーのEV車販売の先頭に立っており、ここ数年間はそのEV戦略について多くを明かしてこなかった。その間、プジョー、シトロエン、フォードなどのライバルが相次いで新たな戦略を発表してきた。