アストン初のEV、ラピードE 航続距離、ハンドリング、静粛性を支えるピレリ

公開 : 2018.10.05 14:40  更新 : 2021.03.05 18:51

アストン マーティン初のEV「ラピードE」。電気自動車ということで、航続距離、ハンドリング性能、静粛性が重要です。パートナーのピレリとの開発も進んでいます。

専用タイヤ アストンとピレリが共同開発

ピレリが、アストン マーティンの公式テクニカルパートナーとして、アストン初のEV「ラピードE」の開発をサポートしている。

これまでのアストン マーティンのモデル同様、ラピードEにもピレリPゼロを装着。アストン マーティンに装着されるタイヤは、一般的なPゼロとは異なり、各モデル専用に開発したモデルだ。

ラピードEに装着されるタイヤは、
・前:245/35ZR21(96Y)XL Pゼロ ncs
・後:295/30ZR21(102Y)XL Pゼロ ncs(ncs=ノイズキャンセリングシステム)
を選んだ。

タイヤの仕様は、ピレリのエンジニアとアストン マーティンのエンジニアが共同で突き詰めていく。

「新型ゼロエミッション・パワートレインを特徴とするラピードEのスタイルと性能の優秀性をパーフェクトに補完します」と説明するピレリ。

ラピードE専用に開発されたPゼロの役割は、転がり抵抗を極限まで低減させ、1回のバッテリー充電による走行距離を延長すること。

また、クルマの特性の微妙な差異を忠実に伝えること、車両特性の重要な要素であるパフォーマンスとハンドリングへの正確な応答性を両立しなければならない。

専用に最適化されたトレッドパターンは、電動モーターのトルクレベルを余すところなく伝え、フロントアクスルでは転がり抵抗の低減とウェット時の正確なドライビングを支える。注目は、静粛性の技術だ。
 

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