旧JDクラシックスが社名変更、ウッドハム・モーティマーに レストア/レース注力

公開 : 2018.10.16 10:40

先月破産申請を行なったJDクラシックスはアメリカの投資会社によって買収され、ウッドハム・モーティマーへと社名を変更しました。今までの従業員たちとともに再びレストアおよび旧車レース事業に注力し、事業再建を目指します。

もくじ

米投資会社が買収 社名変更
売買よりもレストアやレースを

米投資会社が買収 社名変更

ウッドハム・モーティマー(旧JDクラシックス)は、先日の破産騒動を集結させ、レストアや旧車レースの業務に再び注力すると発表した。

JDクラシックスは「金融不正」に関して捜査を受けた後、9月に破産申請を行った。前CEOのデレック・フードは依然として捜査対象となっている。

同社はアメリカの投資会社HPSに買収されたが、60人のスタッフは全員エセックス州マルドンの拠点に残っている。社名をマルドン近くの村にちなみウッドハム・モーティマーに変更した。

6月にはロータスを4年間にわたって率いたジーン-マーク・ゲールズが加わっている。ゲールズはAUTOCARに対し、ウッドハム・モーティマーがクオリティとカスタマーサービスの両面で「クラシックカー業界に新標準を取り入れる」と話していた。「われわれはレストアと旧車レースという得意分野をさらに伸ばしていきたいのです」とのことだ。

彼はJDクラシックス時代の顧客の大半が今でも取引を続けているという。「われわれは非常に良い顧客基盤を持っています。多くのひとびとがヒストリックレースに興味を持っており、今後も新たな層を引き込んで行きます」

おすすめ記事

 

人気記事