テスラ新事業計画 ウーバーに挑む「相乗り」ビジネス モデルY発売予定は
公開 : 2018.10.26 18:10
何かと話題を振りまいているイーロン・マスクですが、次に挑もうとしているのはウーバーのような配車サービス。この2年で初めて四半期決算を黒字としましたが、さらなる大きな一歩になると、自信をのぞかせています
もくじ
ー 久々の黒字転換
ー ウーバーのライバルとなるか
ー モデルYの発売予定は2020年
久々の黒字転換
テスラのイーロン・マスクCEOは、自前の配車サービスでウーバーの向こうを張るつもりだという。また、プロトタイプの段階にあるSUVのモデルYは、来年の発売に向けて生産準備が整ったと語る。
2年以上も赤字続きだった決算が、2018年の第3四半期には久々に黒字へ転じたテスラ。その額は3億1200万ドル(約350億円)にのぼるが、これにはデリバリーが5万6000台を超えたモデル3の寄与するところが大きい。テスラの四半期決算が黒字を計上するのは、2016年以来だが、15年の歴史の中ではようやく3度目の達成となる。
これを受けたマスクの声明では「歴史的」なる言葉が用いられ、自社の総意と努力を賞賛した。また、彼らが3カ月で8万台以上を生産したことが付け加えられたが、その半数以上がモデル3である。