マクラーレン・セナGTR ダウンフォースは1t サスはGT3レーシング用
公開 : 2018.11.03 17:00 更新 : 2018.11.03 17:05
マクラーレン・セナGTRの最新情報です。「セナ」を極限までつきつめたモデルの、テクニカル・スペックが一部公開されました。発生可能なダウンフォースが、ついに1000kgに達しています。
もくじ
ー 2019年9月〜納車開始
ー エアバッグ、センタースクリーンはなし
ー アクティブ・エアロダイナミクス搭載
2019年9月〜納車開始
マクラーレン・セナGTRのテクニカル・スペックが決定した。
2018年3月のジュネーブ・モーターショーで、コンセプトカーとしてデビューしたセナGTR。ロードカータイプの「セナ」を極限までつきつめたモデルだ。75台の限定生産で、税抜き価格は110万ポンド(1.6億円)ながらすでに完売している。
そのセナGTRのテクニカル・スペックが決定し、ダイナミック・テストが今月から始まる。
注目すべき点は、ダウンフォースが1000kgに達することと、マクラーレンGT3プログラムで使用するシステムから開発された、レース用サスペンションを装備すること。
現在、英国のサリー州ウォーキングにあるマクラーレン・プロダクション・センター(MPC)で生産を進めており、ロードカーの「セナ」が生産を終える2019年9月から納車を開始するそうだ。
今月実施されるテストでは、ロードカータイプの「セナ」をもとに製造されたプロトタイプを使用。新たに発表されたデザインスケッチには、セナGTRの最終形状がシンプルに描かれている。実車は、フロントとリアが共に広いトレッドとなり、センター・ロック・ホイールを持つシャシーをベースとしたものになるという。