テスラ スーパーチャージャー・ステーションでオーナー直撃取材 魅力は?
公開 : 2018.11.04 11:40
テスラが運営するスーパーチャージャーステーションで、充電に訪れたオーナーへのインタビューを敢行しました。そのほとんどがテスラの無料充電クレジットを利用しており、多くが自営業者としてビジネス用途にテスラ製EVを購入しているという事実も明らかとなりました。
もくじ
ー 次々とテスラオーナーが
ー 増えるステーション
ー オーナーの実像に迫る
ー 魅力はコストにあり
ー 番外編:スーパーチャージャー vs チャージマスター
次々とテスラオーナーが
数時間にわたって、テスラのスーパーチャージャーステーションを訪れるひとびとにインタビューするというのは、まるでモグラたたきゲームをしているようなものだ。ひとりへの質問を終えると直ぐに、次の利用者がEV特有の静けさで別のスーパーチャージャーへとやって来て充電プラグを繋ぐと、スターバックスへと去っていく。それを追いかけると、また次がやって来るのだ。
午前11時から午後6時までと予想された混雑時間に合わせ、午前10時30分にはステーションに到着する予定だった。コーヒーを飲んで、ここにはよく来るのかや、どんな感じかといったような質問を準備するつもりだったのだ。
想定外だったのは、A1(M)号線とM25号線の合流地点に位置するサウス・ミムズのサービスエリアが、テスラのスーパーチャージャーネットワークのなかでもっとも利用者の多いステーションのひとつだということだった。
到着したときには、12基ある充電器のうち4基が使用中であり、さらに別のテスラオーナーが充電プラグを繋ごうとしていた。彼がラテを注文しに行く前につかまえた方が良いだろう・・・
「残りのバッテリーが13%の状態でここに来ました」とモデルSのオーナーであるジョン・スティーブンソンは話している。「ある友人が彼のSはバッテリー残量がマイナス16%と表示されても走行可能だったと言っていたので、心配はしていませんでした。85%に充電されるまでコーヒーでも飲もうと思っています。充電は45分程度で終わるはずです」
彼の妻のリンダはサウス・ミムズがお気に入りだ。「充電器の数が多いので、これまで待たされたことは1度もありません。でも、隣り合うスーパーチャージャー同士で電源を共有しているため、お隣が使用中だと充電には時間が掛かってしまいます」