VWとフォード、世界規模の業務提携 まずはピックアップ/商用バン共同開発
公開 : 2019.01.18 11:50
ドイツと米国の企業、フォルクスワーゲン/フォードは、電動技術の共同開発を含む広範囲の業務提携について、デトロイトモーターショー2019で正式に発表しました。両社はまず、国際市場向けの中型ピックアップ・トラックと商用バンを共同開発します。
もくじ
ー 広範囲の「世界規模の業務提携」
ー フォード/VWのCEO どう考える?
広範囲の「世界規模の業務提携」
フォードとフォルクスワーゲンは、デトロイトモーターショー2019にて広範囲にわたる「世界規模の業務提携」について最初の内容を正式発表した。
そこには両社から兄弟車となる商用バンの販売を開始すること等が含まれ、さらに将来的には電気自動車や自動運転技術に関する協業にも発展する可能性が示された。
両社はまず、国際市場向けの中型ピックアップ・トラックと商用バンを共同開発する。この提携による最初の製品は2022年に発売される中型ピックアップになる予定だ。
この契約には、フォードのトランジットをベースにフォルクスワーゲンが開発するバンや、フォード・レンジャーおよびフォルクスワーゲン・アマロックの後継となるピックアップの共同開発が含まれる。
両社は電気自動車や自動運転技術、モビリティサービスについても「協業する可能性を検討」するという覚え書きに署名した。将来的には「さらなる車両のプログラム」についても考慮する用意があるという。