フェラーリ・ディーノ246GT レア色/235台のみの右ハンドル 極上個体が出品
公開 : 2019.02.06 20:10 更新 : 2020.12.08 18:48
美しいアッズーロ・ディーノのカラーをまとった数少ないフェラーリ・ディーノ246GTがオークションに登場します。数回にも及ぶ大規模なオーバーホールでその極上な状態を保つこのクルマは、一体いくらで落札されるのでしょうか。
もくじ
ー 極上なディーノ オークションに登場
ー 数回にも及ぶ整備で保たれるコンディション
極上なディーノ オークションに登場
この1972年型ディーノはまさにレア中のレアな個体だ。非常に珍しいカラーに塗装されたのもそうなのだが、実はこの個体は235台しか生産されていない右ハンドルの車両なのである。
そしてもう1つ、クラシック&スポーツカー誌の表紙を飾ったことのある数少ないクルマでもある。
今月後半にシルバーストンズ・オークションズが開催するレース・レトロ・クラシックカー・セールに出品されるが、決して安い値段ではこのクルマを落とせないだろう。
この246GTはネロ・レザーの内装に、オプションのラジオとノーズバー、電動ウインドウを装備して1971年12月にデリバリーされた。
1991年に最初のオーナーがエンジンのリビルトと再塗装を含むオーバーホールを行なった。次のオーナーに売却された5年後の2010年には、そのレアなカラーやオリジナルの状態を保っている程度の良さなどを考慮して、ヘインズ・ナショナル・モーター・ミュージアムにて「ディーノの決定版」として展示された。