アウディTT廃止の噂 改良型TT RS、最後のTTに? SUV/電動車に資金集中か

公開 : 2019.02.08 18:55

ここへきて、アウディTTの廃止が噂されています。代わりに新たに同社のCEOに就任したブラム・ショットは、既にTTの後継となる新しいリフトバック・モデルの計画を進めているといいます。2ドアの小型モデルは、ビジネスのアシを引っ張る存在でしょうか。

もくじ

アウディTT、後継モデルなし?
フェイスリフト版も大変更なし

アウディTT、後継モデルなし?

アウディが小型クーペ&カブリオレの最上級モデルにアップデートを施し、2019年モデルのTT RSとTT RSロードスターを発表した。

今回、他のTTシリーズと同様のアップデートを受けたこのBMW M2のライバルは、アウディTTの将来について疑う声が聞こえる中で発表された。アウディは世界的な売れ行きの落ち込みを受け、TTのラインナップ全体を廃止してしまうという噂が繰り返し囁かれている。

英国では4月に発売が予定されている標準モデルのアウディTTとTTロードスターのフェイスリフト・バージョンと同様、2019年モデルのTT RSとTT RSロードスターは、当初2022年に計画されていた次のフルモデルチェンジまで乗り切るための小規模なアップデートがいくつか施された。

しかし、最近になってドイツ・インゴルシュタットにあるアウディ本社の内部関係者から耳にした話によると、新たに同社のCEOに就任したブラム・ショットは、既にTTの後継となる新しいリフトバック・モデルの計画を進めているという。

これは4世代目となる次期型A3のラインナップの一部として、メルセデス・ベンツCLAや今後登場するBMW 2シリーズ・グランクーペに対抗することが期待されている。

もしそれが本当なら、アウディもメルセデス・ベンツと似た方針を採ることになる。メルセデスはSLCの後継を用意せず、現行モデルが生産終了したらそのまま廃止することに決めた。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事