メルセデス・ベンツSLC、生産終了 ファイナルエディション登場 23年の歴史に幕
公開 : 2019.02.20 11:59
メルセデス・ベンツSLCが、終売となります。約23年のモデルライフを終える「ファイナルエディション」が発表されました。ジュネーブショーで公開されます。
イエローの特別色がオプションに
メルセデス・ベンツが、SLCの生産を今年後半で終了すると正式に認めた。最後を飾るモデル「ファイナルエディション」が、来月のジュネーブ・モーターショーに登場するのだ。
SLKとしてデビューした2座ロードスターは、およそ23年間にわたるモデルライフを経て、SLCとして幕を下ろす。多くの自動車メーカーがコピーした折畳み式ハードトップ・ルーフ機構の先駆者といえる存在だ。
SLCファイナルエディションは、4つのガソリン・エンジンを用意し、下記モデルをラインナップする。
SLC180:1.6ℓ4気筒(156ps)
SLC200:2.0ℓ4気筒(184ps)
SLC300:2.0ℓ4気筒(245ps)
SLC43:AMGの3.0ℓV6(388ps)
SLC180、SLC200は、欧州では6速マニュアルを搭載。SLC300とSLC43は9速オートマティックを組み合わせる。
後継モデルの計画がないなか、最後のモデルにはイエローの特別色をオプションで用意。ブラックとグレーも選択することができる。鮮やかな黄色は、オリジナルのSLK発表時に使われたカラーリングの再現だ。