メルセデス-AMG GT Rプロ サーキットのための「AMG GT」 日本は20台導入
公開 : 2019.02.21 20:10
メルセデス-AMG GT Rプロが、日本に導入されました。限定20台のみとなります。AMG GT Rをベースに、サーキットを走るためのマシンとして登場。
text: Kazuhide Ueno(上野和秀) photo:メルセデス・ベンツ日本
レーシングテクノロジーを投入
待望の日本導入を果たした「メルセデス-AMG GT Rプロ」。メルセデス-AMG GT Rをベースに、サーキットを走るために、AMG GT3/GT4で培ったレーシングカーの技術が惜しみなく投入されたモデルである。
高い走行性能を得るために軽量化を始め、エアロダイナミクスを向上させるとともに、様々なサーキットに対応できる調整式のサスペンションを備えるのが特徴だ。
サスペンションは設定をサーキットに応じてセットアップすることが可能で、レーシングマシンと同様にスプリング長の機械的調整に加え、縮み側と伸び側のダンパー減衰力も変更できる。
フロントサスペンションは、軽量なカーボンファイバー製の調整式トーションバーを備えるほか、すでにAMG GT Rでリア・アクスルのロア・ウィッシュボーンにピロボール・ジョイントを採用するが、AMG GT Rプロではアッパー側にも使用され、遊びがないことからドライバーの意思に忠実でリニアな走りが可能となった。
今回の受注開始にあわせ、日本価格も発表されている。