英国版 認定中古車のすゝめ メルセデス Cクラス(W205) お勧めはC250ブルーテック

公開 : 2019.03.17 07:50

英国版AUTOCARによる認定中古車のすゝめです。今回登場するのは現行W205型Cクラスであり、4気筒ディーゼルエンジンを積みながらも、十分な速さと、優れた燃費性能を誇るC250ブルーテックがお勧めの1台となりますが、認定中古車特有の保証も重要なポイントです。

もくじ

2020年まで現役 お勧めはディーゼル
新車の半額以下 正しい選択
具体的な車両選びをアドバイス

2020年まで現役 お勧めはディーゼル

2014年登場の4代目メルセデス・ベンツCクラス(コードネーム:W205)だが、2020年後半までモデルチェンジの予定はない。つまり、今後2年近く現役のユーズドモデルが、認定中古車市場に数多くひしめき合うということであり、正しい選択を行えば、新車と見まがうようなCクラスを半額以下で手に入れることができる。

ボディ骨格へのアルミニウム使用量を増やしたことで、先代モデルに比べ最大100kgもの軽量化を果たしただけでなく、W205世代のCクラスは、メルセデスのスモールサルーンを大きく進化させることに成功している。

2014年に初めてテストしたとき、心地よくモダンなインテリアと、Sクラスをそのまま小さくしたかのようなスタイリング、さらには乗り心地とハンドリングの絶妙なバランスを称賛し、4つ星の評価を与えている。一方、巡航速度であれば十分に静かだが、アクセルオンでは騒々しく、洗練が不足気味のディーゼルエンジンには懸念を抱く結果となった。

それでも、同じ4気筒のガソリンエンジンよりもはるかに優れた燃費性能と、力強いトルクを持つディーゼルモデルこそ手に入れるべき1台であり、エントリーモデルのC200dであれば、1万4000ポンド(207万円)から見つけることができるが、もっともお勧めのモデルはC250ブルーテックだ。

C250が積むのも4気筒ディーゼルだが、C200dよりもパワフルなモデルとして、204psと51.0kg-mのパワーとトルクを発揮し、0-100km/h加速は6.6秒と十分なタイムを記録する一方で、メルセデスではその複合燃費を22.7km/ℓだとしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事