フォード・マッハ1 マスタングをイメージしたEV 航続可能距離が判明
公開 : 2019.04.03 19:01
マッハ1の名前が戻ってきます。フォードが、今後発売する新型EVクロスオーバーに、その名が使われます。マスタングに影響を受けたスタイリングが特徴です。
欧州発売は2020年
フォードは、新型EVクロスオーバーの「フォード・マッハ1」の航続可能距離を発表した。マスタング並みのパフォーマンスと実用性を備えながら、1回の充電で595kmを走り切るという。
いわゆるBEV(バッテリー・エレクトリック・ビークル)としてブランド初のモデルは、今年後半にデビューする予定だ。WLTPモードで600km級の航続可能距離を実現するのが売りとなる。
マッハ1のネーミングは、マスタングを起源とするスタイリングを採用したことによるもの。往年のハイパワーモデルの名前だ。EV版のマッハ1はグローバル・モデルとして展開していくことが公式に認められている。イギリスにおける販売は2020年に始まるというが、現段階ではこれ以外に明かされている情報はない。
なおフォードは、CX430というコードネームの別の新型EVクロスオーバーの開発も進めている。こちらはハッチバック形状となり、新型フォーカスと同じ前輪駆動用のC2プラットフォームを採用する見込みだ。EVということで、ドライビング・ポジションが少しばかり高くなると思われる。
AUTOCARは、これらのモデルのボディサイズがもしも適切な範囲におさまるのなら、北米以外の地域でも発売されると考えている。