ポルシェEV第2弾 「タイカン・クロスツーリスモ」 試作車をキャッチ
公開 : 2019.04.05 12:05 更新 : 2021.02.10 17:27
ポルシェ初の電気自動車タイカンに続き、ワゴン型クロスオーバーのタイカン・クロスツーリスモも開発が本格化した模様です。ドイツ・ニュルブルクリンク・サーキットでテストしているプロトタイプの写真が届きました。
もくじ
ー ポルシェのEV第2弾 発売は2021年
ー ポルシェ、加速性能に自信
ー 800Vの超急速充電システムを採用
ポルシェのEV第2弾 発売は2021年
ポルシェで2番目の電気自動車、タイカン・クロスツーリスモの開発が本格的に始まったようだ。車高の高いワゴン型ボディを持つプロトタイプが、ニュルブルクリンクで高速テストをしている様子が目撃された。
2021年にポルシェのラインナップに加わるこのクルマは、2018年のジュネーブ・モーターショーで公開されたミッションEクロスツーリスモの市販バージョンだ。
写真に撮られたプロトタイプには偽装が施されているものの、タイカンとタイカン・クロスツーリスモは、フロントエンドからフロントドアの後端まで共通になると思われる。
しかしリアに関しては、タイカン・クロスツーリスモは独自のスタイリングが与えられる。これはちょうどパナメーラとパナメーラ・スポーツツーリスモの関係と同様だ。
タイカン・クロスツーリスモのスタイリングで、4ドアのタイカンと大きく異なる部分は、後方に伸ばされたルーフと、垂直に近くなったテールゲートだ。
どちらもより実用性を高め、荷室スペースを拡げるためである。さらに、明らかに引き上げられた最低地上高は、4輪駆動との組み合わせで、多少のオフロードなら走行可能にすることを狙ったものだ。