新型トヨタRAV4を解説 ガソリン、ハイブリッドの価格/スペック/内装/サイズ

公開 : 2019.04.10 15:10  更新 : 2021.10.11 13:51

新型トヨタRAV4、日本発売特集の第2弾。内装/価格/サイズ/装備を解説しましょう。2.0ℓガソリンと2.5ℓハイブリッドを設定。3種の4WDシステムが用意されます。

text: Kazuhide Ueno(上野和秀)
photo: Keisuke Maeda(前田恵介)、トヨタ自動車

もくじ

はじめに 新型トヨタRAV4とは?
新型トヨタRAV4のエクステリア
新型トヨタRAV4のインテリア
新型トヨタRAV4のシャシー
新型トヨタRAV4のパワートレイン
新型トヨタRAV4の装備
新型トヨタRAV4の価格/スペック

はじめに 新型トヨタRAV4とは?

ヘビーデューティなオフロード車が主流だった1994年に、乗用車タイプSUVの先駆けとしてトヨタから送り出されたのがRAV4である。コンパクトなボディに2.0ℓエンジンを積み、その名の通り、発売当初全グレードが4WDとされ、日本に新たなカテゴリーを創り出した。

このたび登場した通算5代目となる新型RAV4は、強力なライバルがひしめく激戦のミディアムSUVクラスへのトヨタからの回答である。ちなみに3サイズは4600×1855×1685mmとなり、日本市場における先代(グローバルでは3代目)に較べ全長が+265mm、全幅で+40mm、全高はそのままで、コンパクトなC-HRより短かった点も是正された。

初代RAV4は「Recreational Active Vehicle 4 wheel drive」を意味したが、新型では「Robust Accurate Vehicle with 4 wheel drive=SUVらしい力強さと使用性へのきめ細かい配慮を兼ね備えた4WD」に変わっている。開発コンセプトはRAV4のDNAである「SUVのワクドキ」の復活で、「SUVとしての本物感とユーティリティ」を基本とする。

日本仕様の先代は2.4ℓガソリン・エンジンにFF/4WDという展開だったが、新型では2.0ℓガソリン・エンジンにFF/4WD/トルクベクタリングAWDという3つの駆動方式が用意され、ハイブリッド車は2.5ℓガソリン・エンジンにFFのほかE-Four(電気式4輪駆動)を組み合わせ、4輪駆動に拘ってきたRAV4ならではのラインナップが用意されている。

記事に関わった人々

  • 前田惠介

    Keisuke Maeda

    1962年生まれ。はじめて買ったクルマは、ジムニーSJ30F。自動車メーカーのカタログを撮影する会社に5年間勤務。スタジオ撮影のノウハウを会得後独立。自動車関連の撮影のほか、現在、湘南で地元密着型の写真館を営業中。今の愛車はスズキ・ジムニー(JB23)

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