新型レンジローバー・イヴォーク、ユーロNCAPで最高安全評価 歴代でも最高
公開 : 2019.04.16 16:10
今年初めにモデルチェンジしたレンジローバー・イヴォークが、ユーロNCAPによる安全性試験で、最高評価となる5つ星を獲得しました。歴代ランドローバー車で最も安全なクルマと認められました。同試験では、シトロエンC5エアクロスも5つ星を獲得しています。
もくじ
ー 最も安全なランドローバー車に
ー シトロエンC5エアクロスも5つ星
最も安全なランドローバー車に
新型レンジローバー・イヴォークが、ユーロNCAPによる安全性試験で、最高評価の5つ星を獲得した。
この英国製SUVは今年初めに第二世代へとモデルチェンジした。2011年に初代がテストを受けたときと比べると、試験内容はより厳しくなっている。にもかかわらず、大人と子供の乗員保護性能において非常に高い評価を獲得した。
大人の乗員保護94%、子供の乗員保護87%を達成した新型イヴォークは、過去にユーロNCAPでテストされたランドローバー車の中で、最も安全なクルマと認められた。歩行者保護の72%、安全支援テクノロジーの73%という数値も優秀だ。緊急自動ブレーキは市街地速度の作動試験で、最も高い点数を記録した。
シトロエンC5エアクロスも5つ星
今回はイヴォークと共に、新型シトロエンC5エアクロスも試験を受けた。セアト・アテカのライバルとなるこのSUVは、欧州仕様のエントリー・グレードは4つ星だったが、英国仕様はセーフティ・プラス・パックが標準装備されているため5つ星を獲得。既存のフロントカメラに加えてレーダーセンサーも搭載されたことで、自動緊急ブレーキの安全性能が向上し、自転車の検知も可能になった。
ユーロNCAPの総書記を務めるミハエル・ヴァン・ラーティンゲンは、このようなシステムを迅速に導入した自動車メーカーを賞賛し、次のように述べた。「基本的な運転支援機能が、2022年までに装備を義務づけられることになったのは良いニュースです。しかし、ありがたいことに多くの自動車メーカーは先手を打ち、現在既にこれらのシステムを装備してくれています」