ミニの派生オランダ車 そのままの状態で発見 元のオーナーへ

公開 : 2019.04.27 10:50

1967年にオランダで製作されたピール・バイキングが発見されました。これは当時広報車としても使用されていた個体で、49年ぶりに最初のオーナーであり製作者でもあるベン・コンストの元へと買い取られることが決定しています。

もくじ

1966年に製作
半世紀ぶりに元のオーナーへ

1966年に製作

ミニの派生モデルでもあるピール・バイキング・スポーツGTがヨークシャーの倉庫から発見されたのは2015年のことであった。しかし、ミニの特別モデルに詳しいジェローン・ボーイは、さらに多くの個体がどこかに残されているはずだと語る。

ボーイがこのモデルについて初めて知ったのは、20年以上前にオランダ人のベン・コンストに教わった時であるという。現在73歳のコンストは1966年にマン島でこのクルマのボディを入手し、廃車の850ミニの部品を使用して製作したと見られている。

コンストはこの車両の登録に苦戦したようだが、1967年にはこのピールを日常の足として使用したほか、広報車などとしても活用された。

オランダの自動車誌では、「このクルマは非常に充実した装備とバケットシート、それに完璧なダッシュボードを備えています。インテリアの仕上げも美しく、とてもよくできた小型スポーツカーといえるでしょう」と評価している。

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