新型ディフェンダーとヴェラール、ハイブリッドがテスト中 ナンバーから判明

公開 : 2019.05.23 12:10  更新 : 2021.04.13 18:04

来年発売されるランドローバーの新型ディフェンダーと、レンジローバー・ヴェラールのハイブリッド仕様と思われるテスト車両が、初めて路上で目撃されました。ただし充電ポートは見当たりません。

もくじ

ナンバープレートからガソリン・ハイブリッドであることが判明
ハイブリッド化はオフロード性能を向上させる
レンジローバー・ヴェラールにもP400eが登場?

ナンバープレートからガソリン・ハイブリッドであることが判明

ランドローバーは来年の大規模な電動化推進に向け、準備をしているところだ。その1台である新型ディフェンダーのハイブリッド仕様と思われるテスト車両が初めて目撃された。

このカモフラージュが施されたテスト車両のスパイショットは、英国ウォリックシャー・ゲイドンにあるランドローバーの開発センター近郊で撮影されたもの。まず最初に気付くのは、筋金入りのオフロード愛好家向けに新しいアニマルガードとフロント・ウインチの組み合わせが装着されていることだろう。

しかし、ナンバープレートをあるプライベートサイト(運転免許庁の公式サイトではなく)で検索してみると、ガソリン・ハイブリッドのドライブトレインを搭載していることが判明したのだ。

ハイブリッド化はオフロード性能を向上させる

ディーゼル以外のパワートレインが搭載された新型ランドローバーのプロトタイプを目にするのは、これが初めてのことだ。

これまでわかっている情報によると、新型ディフェンダーは2020年にマイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドの両方が設定されることになっている。カモフラージュが施されたボディには充電ポートが見当たらないため、このクルマは前者だと思われる。

この新型パワープラントの排気量や最高出力、燃費の数値については知ることができなかった。しかしながら、ジャガー・ランドローバーの2.0ℓ「インジニウム」ガソリン・ターボ・エンジンを使っている可能性が高い。

このエンジンはディーゼルの市場が大幅に縮小した後、同社の最も多く販売されているユニットの1つだ。

ランドローバーは、基本に立ち戻った四輪駆動車を電動化することに対して疑念を抱くひとびとにアプローチしたいと考えている。同社の主張によれば、電気モーターは瞬時に最大トルクを発生することができ、しかもそのトルクは制御しやすいため、ハイブリッド化はオフロードにおけるパフォーマンスを向上させることになるという。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事