次期型ジープ・グランド・チェロキー、3列シート車は? アルファのプラットフォームで
公開 : 2019.06.18 11:50
次期型グランド・チェロキーは、アルファ・ロメオ・ステルヴィオのプラットフォームを拡大・改良して使用する見込みです。発表は2021年。ハイブリッドや自動運転の導入もありそうです。写真10枚。
現行型より大型化 3列シートの可能性も
ジープは欧州におけるフラッグシップ・モデルの刷新に着手した。それは現行モデルが発売されてから8年も経っているグランド・チェロキーで、今後2年以内にモデルチェンジが行われる見込みだ。そのプロトタイプが初めて米国で目撃された。
ボディには大掛かりなカモフラージュが施されているため、そのデザインはほとんどわからないものの、次期型グランド・チェロキーは現行モデルより大きく、ホイールベースも長くなり、リアのオーバーハングが分厚くなることはうかがえる。リア・オーバーハングの拡大は、このフォルクスワーゲン・トゥアレグのライバルが3列シートを備えることを示唆している。しかし、ジープの製品計画では、2列シートの次期型グランド・チェロキーとは別に、3列シートの新しいモデルが予定されていることがわかる。
これまでの情報で、新型グランド・チェロキーにはアルファ・ロメオの「ジョルジオ」プラットフォームを改良・拡大ししたものが使われることがわかっている。これは2017年に、FCAの前CEOであるセルジオ・マルキオンネが認めている。
とはいえ、FCAの製品計画は、ジープ社長からマルキオンネの後継に就いたマイク・マンレイの元でわずかに変更されているようだ。