BMW/ジャガー・ランドローバー 内燃エンジンについても協業を計画
公開 : 2019.07.23 20:10 更新 : 2019.07.23 22:19
EVのドライブトレインを共同開発すると発表したジャガー・ランドローバーとBMW。関係者の話によると、協業は内燃エンジンやハイブリッドにも拡がる見込みです。
BMWのエンジン JLRに供給
先日合意に至ったジャガー・ランドローバー(JLR)とBMWの提携は、内燃エンジンの分野にまで拡大する見込みである。2社の重役による話し合いについて知る人物がAUTOCARにそう語った。
両社は当初、電動パワートレインの開発を共同で行うことで合意した。しかし、関係者によると、「ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド・ドライブトレインを含め、さらに広範囲に及ぶ」と記述された提携についても、今では合意に達しているという。
情報提供者によると、BMWはジャガー・ランドローバーに内燃エンジンを供給し、その中には直列4気筒、直列6気筒エンジンとそれらの「電動アシスト機能付き」が含まれるという。
この提携によって、ジャガー・ランドローバーは現在行っているガソリン、ディーゼル、ハイブリッドへの投資を減らすことができ、代わりにBMWと協業する電動ドライブトレインの開発に集中することができるようになる。
また、BMWにとっては、自社ブランドのBMW、ミニ、ロールス・ロイスに、ジャガー・ランドローバーが新たなボリュームとして加わることで、これまで行ってきた内燃エンジンの研究開発、調達、生産に対する投資の予防安全措置になるというわけだ。