シトロエン、30インチ巨大タイヤを市販車へ 「19_19コンセプト」の奇抜さヒント

公開 : 2019.07.24 10:40  更新 : 2021.03.05 21:42

5月にシトロエンが発表した19_19コンセプトは、30インチという巨大タイヤを装着していました。その異様なシルエットが、将来的には市販モデルに受け継がれる可能性も。

もくじ

19_19コンセプト 革新的思考へ回帰
30インチタイヤ、グッドイヤーと共同開発

19_19コンセプト 革新的思考へ回帰

シトロエンが創立100周年を記念して製作したコンセプトカー「19_19」に装備されていた巨大なホイールは、2020年代の間に登場する新型車に採用されるかもしれない。

「ひとびとは退屈しているのです」と、シトロエンのリンダ・ジャクソンCEOはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで語った。

「ひとびとは新鮮なルックスを必要としています。巨大なホイールを採用すれば、これまでとは異なる姿勢のクルマが生まれます。電動化されるSUVに大きなインパクトを与えることができるでしょう」

19_19は、これまでの歴史においてシトロエンの名前を高めてきた革新的な思考への回帰を示していた。このコンセプトカーは2030年のクルマを想定したもので、ジャクソンは「コンセプトは試行錯誤の場」と述べている。

19_19の特徴的なスタイルには、最低地上高を引き上げた車体に、30インチという巨大なホイールが装着されていた。スケートボード型のシャシーにモーターとバッテリーを収めた完全な電気自動車で、完全な自動運転機能も装備。運転を機械に任せている際には、車内のシートをラウンジのように設定してくつろぐことができる。

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