フォード、「プーマST」開発中 新型コンパクトSUVの高性能モデル AUTOCAR予想図
公開 : 2019.07.31 11:40
フォードが、新型コンパクトSUVの「プーマ」にSTモデルを計画しているようです。そのエンジンは、200psを発揮するフィエスタSTの1.5ℓ直列3気筒を共有すると思われます。
開発初期の試作車 ニュルに
フォードが新型SUV「プーマ」に、シリーズ最強のスポーティなモデルとして、STバージョンの追加を検討しているようだ。
フォードのグローバル開発部門を率いるハウ・タイ-タンは、欧州で販売されているフィエスタやフォーカスに加え、ST仕様を拡大するのに、プーマが「おあつらえ向きのモデルとして可能性がある」と語った。
タイ-タンはプーマSTの製品化を認めたわけではないものの、このプロジェクトが社内で認可されることは間違いないと思われる。そのパワートレインは、おそらくフィエスタSTに搭載されている最高出力200psの1.5ℓ直列3気筒エンジンを共有することになるだろう。既に開発初期段階の試作車が製作され、ニュルブルクリンクでテストを行う姿が目撃されている。
プーマのSTバージョン(画像はAUTOCARの予想図)は、4月に公開されたプーマのSTライン・バージョンとは大きく違ったものになるだろう。シャシーに専用のセッティングが施され、リミテッドスリップ・ディファレンシャルや、ローンチ・コントロール機能付きのドライブ・モードも採用される見込みだ。