新型シボレー・コルベット(C8) 北米価格6万ドル切り 工場は400名増員
公開 : 2019.08.05 19:35 更新 : 2019.08.05 19:37
新型シボレー・コルベットの、北米価格は6万ドル(邦貨637万円)を切る設定になります。大きな期待がかかるミドシップ・コルベットの生産に向け、工場では作業員を増員しています。
ミドシップエンジン採用
GMが、2019年第2四半期の業績を発表した。これに合わせて、GM史上初となるミドシップエンジン・レイアウトを採用した新型コルベットについての情報が新たに追加された。
2020年式のコルベットとなる新型「シボレー・コルベット・スティングレイ」は、7月にワールドプレミアを飾った。今後のGMの車両に採用される新型デジタル・プラットフォームなど、数々の新技術が組み込まれている注目車種だ。
新型には大きな需要が見込まれるため、GMはケンタッキー州のボウリンググリーン工場での2交代シフト制の導入や時間給労働者400名を増員し、ニューモデルの生産を拡大しているところだ。2011年以降、GMは同施設に9億ドル以上を投資している。
この新型「シボレー・コルベット・スティングレイ」は、北米市場では6万ドル(637万円)を切る価格から用意されており、V8ミドシップエンジンのスーパーカーとしてはかつてない戦略的な価格設定となっている。ディーラーでの販売開始は、第4四半期後半を予定しているが、日本国内での販売時期は現在のところ明らかになっていない。