メルセデス・ベンツ新型CLAクラス日本発売 クーペ、シューティングブレークの価格/サイズ/内装を解説
公開 : 2019.08.27 11:00 更新 : 2021.04.26 15:04
メルセデス・ベンツの新型CLAクラスが日本発表。ボディ形状はクーペとワゴンを導入し、それぞれにディーゼル/ガソリン・エンジンが用意されます。内装/価格を確認しましょう。
はじめに 新型CLAクラスとは
8月27日、メルセデス・ベンツ日本はフル・モデルチェンジしたメルセデス・ベンツCLA、およびCLAシューティングブレークを発表し、同日より予約注文の受付けを開始した。顧客へのデリバリーはCLAが2019年10月ごろ、CLAシューティングブレークは12月ごろを予定している。
CLAは、Aクラスなどと基本的なコンポーネントを共有する4ドア・クーペで、CLAシューティングブレークはCLAをベースにしたスタイリッシュな5ドア・ワゴンだ。今回のモデルは2代目にあたり、日本では先代のCLAは2013年に、CLAシューティングブレークは2015年に導入されている。
新型CLAは、前述のように昨年秋に日本に導入された新型Aクラスと基本的なコンポーネントを共有しており、今年夏に日本導入されたBクラスとAクラス・セダンに続く、Aクラス・ブラザーズ(とでも言っておこう)の4番目と5番目のモデルということになる。
新型CLAクラスの外観
新型CLAのエクステリア・デザインは、最近発表された他のメルセデス車同様「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」というメルセデス・ベンツの基本思想に基づき、キャラクターラインやエッジをできるだけ廃して曲面で表現され、シンプルでありながら陰影による豊かな表情が表現されている。
CLAの兄貴分でもあるCLS同様、前傾するフロントエンドはサメの尖った鼻先を想わせるデザインで、実際よりも長く見え、シャープさが強調されている。ヘッドライトは上下方向に細いデザインでワイドな印象を与えるとともに、外側が膨らむ独特なデザインを先代のCLAから継承している。
サイドビューは、長く低く構えたボンネット、高いウエストラインと、なだらかな流線形のルーフライン、そしてそれらにより創出される細いサイドウインドウによってエレガントかつスポーティなクーペスタイルを演出している。ウインドウはサッシュレス。
リア・コンビランプはヘッドランプに呼応したデザインとし、ワイドさを強調するとともに、CLAのデザインの独自性を表現している。
CLAシューティングブレークもBピラーより前は共通だが、CLAの流麗なクーペスタイルを活かした美しいワゴンスタイルにボディ後半をまとめ上げている。
欧州参考値のボディサイズは下記のようになっている。
4ドア・クーペのボディサイズ
全長×全幅×全高:4688×1830×1439mm(CLA 200dの欧州参考値)
5ドア・ワゴンのボディサイズ
全長×全幅×全高:4688×1830×1442mm(CLA 200dシューティングブレークの欧州参考値)