F1世界選手権2020年暫定カレンダー発表 史上最多の22戦に
公開 : 2019.08.29 22:50
来年のF1暫定カレンダーが発表されました。オランダとベトナムが新たに開催国として加わり、ドイツが財政的理由から消滅。日本グランプリはもちろん鈴鹿で、10月11日に予定されています。
初開催のベトナム 復活したオランダ
フォーミュラ・ワン(F1)の2020年暫定カレンダーが発表された。来年はオランダとベトナムが開催地に加わり、計22戦が行われる予定だ。
長年開催されているイギリス、スペイン、オーストラリアなどの開催国は最近、新たに契約を結んだため、来年は史上最多のグランプリが開催されることになる。2016年と2018年は21戦が行われたが、2020年はさらに1戦多い。なお、このカレンダーはこれから10月にFIA世界モータースポーツ評議会会合で承認を得なければならない。
オーストラリア・グランプリは、伝統の開幕戦として3月15日に予定されている。最終戦もこれまでと同様、11月29日のアブダビ・グランプリだ。
ベトナムは、4月5日にF1世界選手権を開催する34番目の国となる。レースは首都ハノイの市街地コースで競われる。35年ぶりに復活するオランダ・グランプリは、伝統あるザントフォールト・サーキットで開催。これは同国出身のF1ドライバー、マックス・フェルスタッペンの高い人気によるものだ。
イギリス・グランプリはシルバーストーンで7月19日に行われる。予想どおり、ドイツ・グランプリは数年前から抱えている財政的な理由によりカレンダーから消滅してしまった。イタリア・グランプリは9月6日に予定されているものの、同国のレース主催者とF1側で新たな契約を締結する必要がある。
2020年F1世界選手権カレンダー(暫定)
3月15日 オーストラリアGP(メルボルン)
3月22日 バーレーンGP(サヒール)
4月5日 ベトナムGP(ハノイ)
4月19日 中国GP(上海)
5月3日 オランダGP(ザントフォールト)
5月10日 スペインGP(バルセロナ)
5月24日 モナコGP(モナコ)
6月7日 カナダGP(モントリオール)
6月28日 フランスGP(ポールリカール)
7月5日 オーストリアGP(レッドブルリンク)
7月19日 イギリスGP(シルバーストーン)
8月2日 ハンガリーGP(ブダペスト)
8月30日 ベルギーGP(スパ)
9月6日 イタリアGP(モンツァ):契約締結が条件
9月20日 シンガポールGP(シンガポール)
9月27日 ロシアGP(ソチ)
10月11日 日本GP(鈴鹿)
10月25日 アメリカGP(オースティン)
11月1日 メキシコGP(メキシコシティ)
11月15日 ブラジルGP(サンパウロ)
11月29日 アブダビGP(アブダビ)