改良新型ポルシェ・マカン・ターボ 実車/内装を撮影 ドイツ価格は邦貨1090万円
公開 : 2019.09.11 21:45
ポルシェ・マカン・ターボのマイナーチェンジ車を撮影。フランクフルト・ショーの会場から内外装の写真をお届けします。
2.9Lにダウンサイズ
独ポルシェは、SUVモデルの改良新型マカン・ターボを初公開した。中型SUVのマカン・シリーズにおける最上級モデルということになる。
改良新型はエンジンを従来型の3.6L V6ツインターボから、2.9L V6ツインターボに変更。最高出力440psを発揮する。
これだけ排気量を少なくしたにもかかわらず、従来型と比べて約10%もパワーアップしている。大型SUVのカイエン、サルーン・モデルのパナメーラにも搭載されるユニットだ。
0-100km/h、4.3秒
最大トルクは56.0kgmを発揮。7速デュアルクラッチと4WDの組み合わせにより、0-100km/h加速は4.3秒で走り切る。
また高性能ブレーキの「ポルシェ・サーフェス・コーテッド・ブレーキ(PSCB)」を標準装備。ブレーキディスクにタングステン・カーバイド・コーティングを施したもので、ブレーキング・レスポンスを短縮し、ブレーキダストを最大で90%低減する。
ホイールは、新デザインの20インチ・マカン・ターボ・ホイールが標準搭載された。
ドイツ価格も判明
外観は、ターボ専用のスタイリングを採用しており、ダブルウイング・デザインの固定式ルーフスポイラー、フロントエプロンなどが、トップモデルらしい迫力を演出している。
フランクフルト・モーターショーの会場には、カイエン、およびカイエン・クーペのプラグイン・ハイブリッド車も展示されている。
なお、改良新型ポルシェ・マカン・ターボのドイツ向け価格は、9万1922ユーロ(1090万円)と発表された。