アルピーヌ乗りの特権「WEC富士観戦ツアー」 A110レッスン/ピット訪問/パレードに密着

公開 : 2019.10.07 21:15  更新 : 2021.05.13 12:00

WEC富士で、アルピーヌ日本法人による観戦ツアーとドライビングレッスンが開催されました。本コースのパレードランもあれば、シグナテック・チームによるサプライズも。写真120枚でレポート。

オーナーだけの特別プログラム

text & photo:Hidenori Takakuwa (高桑秀典)、編集部

去る10月5日~6日に、アルピーヌ・オーナー向けの「WEC富士6時間耐久 特別プログラム」が実施された。

5日に富士スピードウェイのショートサーキットで実施されたスペシャルドライビングレッスンは、現行アルピーヌA110オーナーが対象(参加資格)で、6日開催のWECスペシャル観戦ツアーは、クルマの新旧を問うことなくアルピーヌ・オーナー全般が対象だった。

WEC富士の会場に集まった新型アルピーヌA110。
WEC富士の会場に集まった新型アルピーヌA110。

新旧オーナー 36号車応援ツアー

ここで「A110」というクルマについて簡単に説明しておくと、現行モデルのA110は2017年に復活し、その元ネタであり、フランスで最も成功したスポーツカーの1つとして知られる先代のA110は1963年にデビューした。

そして、WECとはFIA世界耐久選手権のこと。2019-2020 FIA世界耐久選手権の第2戦として、日本ラウンドの富士6時間耐久レースが10月4日~6日にかけて富士スピードウェイで開催されたのだ。

決勝前日にはドライビングレッスンも開催。
決勝前日にはドライビングレッスンも開催。

このレースのLMP2クラスに、アルピーヌA470ギブソン(シグナテック・アルピーヌ・エルフ:36号車)が出走し、それに合わせてアルピーヌ・オーナー向けの2つのプログラムが展開されることとなった。

新型A110でパレード

10台が参加したWECスペシャル観戦ツアーは、ピットウォーク、富士スピードウェイ本コースでのパレードラン、記念撮影、プラチナルームでのレース観戦&ランチという内容で構成。

ピットウォークでは、アルピーヌA470ギブソンのドライバーであるトーマス・ローラン/アンドレ・ネグラォン/ピエール・ラグ選手からサインをもらうことができた。

本コースを独占してのパレードラン。オーナーが記念撮影する時間も設けられた。
本コースを独占してのパレードラン。オーナーが記念撮影する時間も設けられた。

パレードランでは、本戦スタート前の本コースを5周することができ、記念撮影後にプラチナルームと呼ばれるグランドスタンド最上階のVIP用屋内観戦席からレースを観られるという充実のコンテンツだった。

決勝前夜にサプライズ

5日のスペシャル・ドライビングレッスンは、シグナテック・アルピーヌ・エルフの監督もショートサーキットに来場して見学。参加オーナーへのサプライズでピット訪問が実現することに。

中には、6日のWECスペシャル観戦ツアーと両日を堪能した現行アルピーヌA110オーナーが複数いたので、新生A110も熱心なクルマ好きのもとにデリバリーされたわけである。

決勝前夜。チームのご厚意でピット訪問が実現。ドライバー3人がオーナーを迎え入れた。
決勝前夜。チームのご厚意でピット訪問が実現。ドライバー3人がオーナーを迎え入れた。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事