アストン マーティンDBX カモフラ一切なしの姿を撮影
公開 : 2019.10.19 16:50
12月に正式発表が予定されているアストン マーティンDBXですが、カモフラージュを一切施さずに走行している様子がスペインで撮影されました。DB11似のフロントや個性的なテールランプも露わになっています。
プロモーション用の撮影中?
数週間後に予定されている正式発表を前に、アストン マーティンDBXの全貌を捉えた写真がインターネット上にリークされた。
アストン マーティン初のSUVとなるこのクルマは、どうやらプロモーション用の撮影を行っている際に、スペインの自動車情報サイト「Autopista」に写真を撮られてしまったようだ。
予想どおり、デザインは2015年に発表されたコンセプトカーとは大きく変わっている。フロントエンドはDB11から影響を受けたスタイルになり、リアのハッチゲートまで伸びたテールライトは、リップスポイラーに沿ってカーブしている。
この写真ではボディカラーがピンク色に見えるが、おそらく実車のペイントはメタリックの入ったレッドに近い色合いだろう。
贅沢なインテリアも明らかに
アストン マーティンは先日、車両本体に先行してDBXのアクセサリー・セットを発表した。その際に公開された写真には、DBXのインテリアの一部も写っている。全体を見ることはできなかったものの、その贅沢な革張りのインテリアは、ブランドの特質である快適性と高級感を具現化したものであることは明らかだ。パフォレーテッド・レザーを使ったシートや、ドアハンドルのウッドパネル、ヘッドレストに刺繍されたエンブレムなどのディテールも確認できた。
これまで公開されたプロトタイプでは、カモフラージュ柄のラッピングで覆われていてわからなかったが、リア・バンパーの下側は黒い樹脂製のパネルが装着されていることも判明した。
容量632Lの荷室は、写真で見ても実用性の高さがうかがえる。ライバルとなるベントレー・ベンテイガにも十分対抗できるだろう。
様々なオプション・パックを設定
DBXは発売と同時に、オーナーの趣味やライフスタイルに合わせた数種類のオプション・パックが用意される。例えばスノー・パックを選ぶと、スキーバッグ、ルーフマウント・スキーラック、スノーチェーンに加え、ブーツ・ウォーマーも装備される。
ペット・パックはカーゴエリアをペット専用のスペースとするパーティションが備わり、ペットの爪によって傷が付くのを防止するバンパー・プロテクターや、ポータブル・ウォッシャーが含まれる。長距離旅行用のツーリング・パックは、専用ラゲージ・セットや救急キット、そして助手席下のロック付き収納スペースが付く。
他にも、通勤等に便利なエッセンシャルズ・パック、野外アクティビティ用のイベント・パック、射撃を趣味とするオーナー向けのフィールドスポーツ・パック、内外装のドレスアップ・パーツが装着されるエクスプレッション・パック、そしてシートカバーやフロアマット、荷室用マットなどがセットになったインテリア・プロテクション・パックなどが設定されている。
アストン マーティンは「信頼の置けるブランド・パートナー各社との共同作業により、お客様の普段使いからツーリング、移動先において、あらゆるニーズを叶える最良のソリューションを提供します」と述べている。