フィアット・クライスラー、仏PSA 統合交渉を認める
公開 : 2019.10.31 13:12 更新 : 2021.03.05 21:43
フィアット・クライスラー、仏PSAの経営統合について、各紙がいっせいに報じました。両グループは、交渉をはじめたことについては、公式に認めています。
自動運転、電動化へ向けて
プジョー、シトロエン、DS、ヴォクゾール-オペルを販売するフランスのグループPSA。アルファ・ロメオ、ジープなどを擁するフィアット・クライスラー・グループ。
30日。2つの巨大組織が、統合に向けた交渉をしていることをロイターなどが報じた。
同日、PSAは、「(FCAグループとともに)世界をリードするオートモーティブ・グループの1つを設立することを目指すために」話し合いをはじめていると認めた。
FCAグループも、協議を認めた上で、「FCAから、現時点ではこれ以上の発表はありません」としている。
FCAは、フィアット、ジープ、アルファ・ロメオ、マセラティ、ラム、ランチア、クライスラーといったブランドを抱えている。2つのグループは、自動運転や電動化に向けた大規模な投資に備え、規模の経済による効率化を目指していると考えられる。