ベントレー新型フライングスパー発表 4WS採用 日本価格/サイズ/内装
公開 : 2019.12.04 22:27 更新 : 2021.10.11 09:29
ベントレーの新型フライングスパー、日本発表。力強く、美しく生まれ変わりました。ホイールベースを129mm拡大しながら、サイズは維持。日本価格は2667万4000円です。
3代目フライングスパーとは
12月4日、ベントレーモーターズジャパンは都内のホテルで新型フライングスパーを日本初公開した。
フライングスパーは、世界最先端のラグジュアリー・グランドツアラーを謳うスポーツセダンだ。
第1世代はコンチネンタル・フライングスパーの名で2005年から2012年まで生産。第2世代は単にフライングスパーと車名を変え、2013年から2019年まで生産された。
そして今回、日本初公開された第3世代は、今年6月にイギリス本国で発表されたばかりのブランニューモデルだ。
新型フライングスパーはプラットフォームを一新し、新型コンチネンタルGTでも採用されたスーパーフォーミングで加工されたアルミニウムで形成されている。最新技術を活用してクラストップのボディ剛性を実現し、ハンドリングと強度を最適化している。
ベントレー初 電動格納式マスコット
エクステリアはベントレーらしい掘りの深いモダンなデザインとなり、優雅さと優しさを感じさせるプロポーションだ。
クリスタルカットグラスのような輝きを放つLEDマトリクスヘッドライト、ラップアラウンドデザインを採用した「B」のモチーフが光るテールライト、新設計の22インチ・ホイールなどが特徴的だ。
全長×全幅×全高:5316×1484×1978mm
ホイールベース:3194mm
車両重量:2437kg
一見、先代モデルよりかなり大きくなったように見えるが、全長は21mm、全幅は2mmしかサイズアップしておらず、全高は4mm低い。だが、フロントアクスルを130mm前方に配置してホイールベースを129mm延長し、車重は38kgも軽量化されている。
ボンネット前端を飾る「フライングB」のマスコットは新デザインとなり、しかもウェルカムライトとキーレスエントリーに連動して格納されるようになった。
内装/エンジンは?
ラグジュアリーなインテリアは、シングルウッドパネルとデュアルウッドパネルのオプションが豊富に用意され、デザインを一新したレザーシートやマリナードライビングスペシフィケーションに含まれるダイヤモンドキルトシートも選択できる。
HDデジタル・インストゥルメンタルパネル・ディスプレイをはじめ、センターコンソールは12.3インチのデジタル・タッチスクリーン/アナログメーター/ウッドパネルが回転して選べるようになっている。
ルーフのほぼ全体がガラスとなったパノラミックガラスサンルーフもオプション設定された。
搭載されるパワーユニットは、6LのW型12気筒DOHCツインターボ。最新のエンジン制御技術を採用し、最高出力635ps/最大トルク91.8kg-mと先代モデルよりもパフォーマンスを飛躍的に強化している。
0-100km/h加速は3.8秒、最高速度は333km/hを誇る。ミッションはZF製の8速DCTを組み合わせた。