【中東/インド/中国とも】英アストン マーティン、投資家との協議を認める
公開 : 2019.12.18 10:50
今上半期は114億円の損失計上
レーシングポイントF1チーム、そしてアストン マーティン※はともに、シルバーストンに拠点を置いている。
※本社所在地は、ウォリックシャー州ゲイドン。
アストン マーティンの株価は、現在5ポンド(約713円)前後で推移。売出価格17ポンド(約2424円)前後の高値から大きく下回っている。
現在、株式の過半数はクウェートを拠点とするAdeem Primewagonグループが保有。約3分の1は、イタリアのPEグループ、インベストインダストリアル傘下のストラテジック・ヨーロピアン・インベストメントグループが保有している。
メルセデスの親会社であるダイムラーも同社株の4%を保有。ダイムラーは、ストロールが所有するレーシングポイントF1チームにエンジンを供給している会社でもある。
アストン マーティンは2018年の上場以来、厳しい評価を受けている。時価総額は約50億ポンド(約7136億円)。今年初めには、世界的な需要の減速に直面し販売予測を大幅に下方修正した。2019年上半期で、8000万ポンド(114億円)近く損失を計上している。
(Dieter Renckenによる追加報告)