【価格高騰中】ホンダCRX 2代目 エンジンに魅力 中古購入、コンディションが重要
公開 : 2019.12.31 08:50
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マット・バックナール(CRXオーナー)
「この1.6Lエンジンを積んだCRXを手に入れたのは2年前です。2オーナー車両で、前のオーナーは24年間もこのクルマを他の10台のCRXとともにガレージに仕舞い込んでいました」
「ワックスオイルで下回りの塗装を行っており、素晴らしいコンディションが維持されています」
「CRXではよく見られる小さな錆はありますが、フェンダー上に膨れ上がるような、重大なものはありません。錆が見つかれば、反対側にも錆があると思った方が良いでしょう」
「インテリアパーツは見つけ出すのが非常に難しくなっていますが、メカニカルパーツやフィルター、ガスケットなどはまったく問題ありません」
「キチンとメンテナンスしている限り、コンディション良好なCRXは非常に信頼性の高いモデルです。いまや価格は高騰する一方ですから、後悔したくなければ手に入れるのはいまです!」
知っておくべきこと
メカニカルパーツや消耗品はautopartspro.co.ukやcmsnl.comといったサイトから簡単に手に入れることが出来る。
インテリアパーツに関しては、廃車されたCRXを部品取りに購入したほうが良いだろう。
395ポンド(5万6000千円)でそんな部品取りの1台を見つけることができた。
等長ドライブシャフト
お陰でCRXではトルクステアが上手く抑え込まれている。
いくら払うべき?
350~2499ポンド(5万~35万5000円)
廃車済みや走行不能な車両であり、スペアパーツの部品取り用には最適だろう。
2500~3999ポンド(35万6000~56万9000円)
例えば1990年登録で21万kmを走破したようなボロボロの車両ばかりだ。
それでも過去5年間で1万ポンド(142万円)を費やしたという、リビルトエンジンを積んだ車両が2700ポンド(38万4000円)で売りに出されている。
4000~5499ポンド(57万~78万2000円)
1991年登録で25万7000kmを走破したVTECモデル(24万1000kmの時点でエンジンオーバーホールを行っている)のように、よりまともな車両が候補になる。
それでもフェンダーには数カ所小さな錆が発生しているだろう。
5500~7499ポンド(78万3000~106万7000円)
「錆の無い」1991年登録、走行距離29万kmのVTECモデルのような、まともな状態の車両を個人売買で手に入れることができる。
7500~9995ポンド(106万8000~142万3000円)
コンディション良好で比較的走行距離の少ない車両が候補になる。
その多くが日本から輸入されたものだ。
掘り出し物を発見
ホンダCRX 1.6、1993年モデル、走行距離14万6000km、5850ポンド(83万3000円)
コンディション良好で不具合のない1.6ツインカムエンジン搭載モデルであり、最近行ったカムベルトの交換を含め、十分なメンテナンス履歴が揃っている。
確かにVTECエンジンでないのは残念だが、CRXが希少な存在になっていることを考えれば、優先すべきはエンジンよりもコンディションだろう。