【全世界で販売増】ランボルギーニ、昨年8205台を販売 ウルスは182%増

公開 : 2020.01.15 12:19  更新 : 2020.01.15 18:55

ランボルギーニの販売台数レポートです。昨年は8205台を販売。ウルスだけで約5000台を記録。なんと、世界の全地域で販売が増えました。

1位は北米 日本は?

伊アウトモビリ・ランボルギーニが、販売台数の記録を更新した。2018年に比べて43%の増加となる8205台をデリバリー。9年連続で販売増を記録したことになる。

50か国に、165店舗のディーラーを構える同社は、「世界のすべての地域で新記録を達成」したことを発表している。

日本における2020年のランボルギーニは、1月10日に発表されたウラカン・エボRWDから始まる。
日本における2020年のランボルギーニは、1月10日に発表されたウラカン・エボRWDから始まる。

アメリカ:2837台(前年比+45%)
アジア太平洋:2162台(同+66%)
EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ):3206台(同+28%)

国別で見た最大のマーケットは、依然として北米となった。

これに続くのが中国本土・香港・マカオ(770台)、イギリス(658台)、日本(641台)、ドイツ(562台)、中東(387台)、カナダ(376台)、イタリア(370台)。

これらのマーケット全てにおいて販売台数が伸び、各国の販売記録を塗り替えたのだ。

ウラカン、ガヤルド超え

モデル別では、V12エンジン搭載のアヴェンタドールが1104台と堅調な販売。

2019年に新デザインと最新技術を採り入れたV10搭載のウラカン・エボが2139台を記録している。

ハイブリッドにスーパーキャパシタを用いたシアンFKP37は2019年の発表
ハイブリッドにスーパーキャパシタを用いたシアンFKP37は2019年の発表

この結果、ウラカン・シリーズは、生産開始からわずか5年目で通算1万4022台が納車され、史上最も成功したランボルギーニとなった(ガヤルドは同じ台数を10年で達成)。

そして成功の立役者は予想通り、スーパーSUVを名乗る「ウルス」。2019年は4962台を販売。前年の1761台からじつに182%増という伸びを記録した。

若い世代に広がる

2019年の好調な結果を受けて、同社のステファノ・ドメニカリCEOは、次のようにコメントを発表している。

「2019年は、当社の歴史の中でも最も成功を収めた年となりました。わずか2年で2倍以上の8000台超えという販売実績は、ランボルギーニというブランドの力と、当社の製品と営業戦略が一過的なものではないことを証明しています。スーパーSUVウルスの販売台数は約5000台で、2018年の全体の販売台数に迫ります」

2019年11月に発表されたランボルギーニJP 63のシート
2019年11月に発表されたランボルギーニJP 63のシート

「さらなる進化を遂げたテクノロジーを搭載したV10およびV12のスーパースポーツカーも、市場での熱い支持を得て成功を続けています。同時に各種ソーシャルメディアチャンネルでも、フォロワー数が4000万を超え、特に若い世代でのブランド認知度が高まりました 」

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