【レクサス初ミニバン】レクサスLM 300h、中国で2346万円 中国デビューの背景 日本価格予想

公開 : 2020.01.27 11:50  更新 : 2023.04.18 10:36

レクサス中国から発表されたレクサスLM 300hの価格は、中国元で116.6万元~146.6万元。日本円にして1865.6万円~2345.6万円(1RMB=16円で計算)。もし日本で発売されたら……?価格を予想しました。

レクサス初のミニバン 中国での価格が決定

text:Kumiko Kato(加藤久美子)

レクサス初のミニバン「LM 300h」は、2019年4月の上海モーターショーで世界初公開された。

日本のメディアでも大きく報道され、上海モーターショーに出展されたクルマの中でもっとも多くの注目を集めた1台と言っていいだろう。

レクサス初のミニバン「LM 300h」。価格は、中国元で116.6万元~146.6万元。 日本円にして1865.6万円~2345.6万円(1RMB=16円で計算)。
レクサス初のミニバン「LM 300h」。価格は、中国元で116.6万元~146.6万元。 日本円にして1865.6万円~2345.6万円(1RMB=16円で計算)。

いつ発売になるのか? 価格はどれくらいになるのか?

先週、レクサス中国から発表されたレクサスLM 300hの価格は、中国元で116.6万元~146.6万元。日本円にして1865.6万円~2345.6万円(1RMB=16円で計算)という高価格で販売されることが分かった。

なお、116.6万元~146.6万元と書いたが、実際は、7座モデルが116.6万元、4座モデルが146.6万元でグレードと価格は2種となる。

上海モーターショーで発表されたときには4座のみだったが、7座モデルが加わることで、実用性が高いVIP送迎車としても人気を集めそう。

4座と7座での価格の違いが30万元(約500万円)というのもなかなかの差がある。

実際、アルファードもショーファーカーとしての使用が大半とのことなので、レクサスLM 300hも個人ユースはごく少数となるだろう。

では具体的にベースとなるアルファードからどれくらい豪華になっているのだろうか?

価格/ボディサイズ アルファードとの違い

アルファードは香港では2004年、中国本土では2010年から導入されている。

ヴェルファイアは香港で2012年、中国本土では2019年4月から販売が開始されたばかりだ。

レクサスLMの内装。アルファードと比べると、全幅とホイールベースは同じだが、全高は-5mm、全長は+100mmも長い。その分、室内スペースもアップしている。
レクサスLMの内装。アルファードと比べると、全幅とホイールベースは同じだが、全高は-5mm、全長は+100mmも長い。その分、室内スペースもアップしている。

中国仕様のアルファードは日本円にして1230万円~1364万円。レクサスLM 300hの4座ロイヤルエディションはアルファードの最上級モデル+約1000万円という高価格になるので、高級車がもう1台買えるくらいの価格差になる。

外観は見ての通り、アルファードとほぼ変わりがないがアルファードよりもさらに多くのキラキラパーツが装着されているのがポイント。

欧米ではほとんど好まれないミニバン+キラキラ&ゴージャスなスタイルは日本を始め、中国/東南アジアなどアジアでは全般的に好まれる傾向だ。

レクサスらしさはグリル周りのデザインにあり、一体型LEDヘッドライトとクロムメッキスピンドルグリルを備えている。

ボディサイズは、全長×全幅×全高・ホイールベール=5040×1850×1945・3000mm。

アルファードと比べると、全幅とホイールベースは同じだが、全高は-5mm、全長は+100mmも長い。その分、室内スペースもアップしている。

エンジンは中国では2.5Lのハイブリッドモデルのみ。ボディカラーは黒とパールホワイトの2色を用意する。

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