【高速での自動運転機能も】ボルボ次期型XC90 EVモデル、2022年欧州で発売 40シリーズも充実
公開 : 2020.01.28 16:50
ボルボは、2022年に新しいXC90のEVモデルを欧州で発売します。このモデルにはアップデートしたSPAアーキテクチャが搭載され、オプションとして高速道路での自動運転機能を搭載する可能性があるそうです。
次期型XC90 EVバージョン
ボルボは、2022年ごろに次期型XC90、EVバージョンを発売する。
この3代目の7人乗り高級SUVは、アップデートしたSPAアーキテクチャを用いる初めてのモデルとなる。
このアーキテクチャは、今後、60シリーズと、90シリーズモデルのすべての次期型モデルに採用される予定となっている。
ボルボは、新しくEVモデルを立ち上げるのではなく、既存モデルにEVバージョンを追加する戦略をとっており、新しいポールスターEVパフォーマンス・ブランドがその役割を担っている。
XC90モデルには、EVが追加されるだけではなく、現行のプラグイン・ハイブリッドが継続され、ガソリンマイルドハイブリッドが追加される可能性がある。
ディーゼルが後継もしくはバリエーションとして追加される計画はない。
サミュエルソンは、XC90を含む将来の全てのSPAモデルに、オプションとして高速道路での自動運転機能を搭載する可能性があると述べている。
完全なハンドオフとアイオフ運転を目指して、ハードウェアの開発を行っているが、ほかの競合他社と同様、完全な自動運転の提供は今は考えていないと付け加えた。
XC90の生産は、スウェーデン・トルスランダから、米国サウスカロライナ州の新工場に移される予定となっている。
40シリーズのラインナップも充実
ボルボのCEO、ホーカン・サミュエルソンは、XC40だけではなく、小型モデル40シリーズのランナップを充実させる予定があると述べている。
最近、生産終了となったV40ファミリー・ハッチバックの後継モデルがでるかどうかは、まだ明かされていない。
サミュエルソンは、ヨーロッパ・マーケットにおける「ファミリー向けの小型プレミアムモデルの必要性を感じています」と述べている。
EVモデルのXC40リチャージが今年後半に発売され、少なくとももう1つの新しいボディスタイルがそれに続く。