【R.S.が300psに】ルノー改良新型メガーヌ、欧州発表 プラグイン・ハイブリッド「Eテック」登場
公開 : 2020.02.03 20:10 更新 : 2021.03.05 21:34
ルノー・メガーヌ改良新型が、欧州で発表されました。メガーヌR.S.は、300psのエンジンを搭載。さらにプラグイン・ハイブリッド車も登場しています。
PHEV登場 Eテック
仏ルノーが、改良新型メガーヌを欧州向けに発表した。メガーヌ初のプラグイン・ハイブリッドも登場している。
「Eテック(E-Tech)」を名乗るPHEV車は、小型SUVのルノー・キャプチャーに続いて導入されるもの。1.6Lガソリン・エンジンを、2基のモーター、クラッチレスのマルチモード・トランスミッションと組み合わせるシステムだ。
同社は、「環境性能は素晴らしく、ギアチェンジはほとんど気づくことはない」と、高い性能をアピールしている。
容量9.8kWhのバッテリーによりシステム出力は160psを達成。EVモードの航続可能距離は50km、同じく最高速度は135km/hと発表されている。
Eテック車は、現在のところワゴン・ボディにのみ用意され、ハッチバック車には今後追加される予定だ。なお燃費は現時点では未発表である。
内装 変更は?
改良新型メガーヌの外観の変更点は、ヘッドライトがピュア・ビジョンLEDという新意匠に変わったこと。ドライバーの視界が改善されると説明されている。
内装については、9.3インチのマルチメディア・スクリーンと、10.2インチのデジタル・メーターが採用された。
これにクリオ(日本名:ルーテシア)から搭載が始まったインフォテインメント・システム「イージーリンク」の最新版を組みこんでいる。
先進安全支援機能については、レベル2相当の部分自動運転機能を採用した。
ルノー・スポール 300psに
また、これまで「GTライン」と呼ばれていたものが、「R.S.ライン」に変わったのもトピック。
さらに「メガーヌ・ルノー・スポール」は、300psのエンジンを搭載することになった。R.S.トロフィーと同じユニットである。そのうえ、オートマティック・ギアボックスを選べば、最大トルクが3kg-mアップしている。
改良新型メガーヌの欧州発売は、今夏となる予定。価格は未発表だが、現行型よりも少しばかり値上がりすることになるだろう。