【仏DS 将来はこの顔?】DSエアロスポーツ・ラウンジ フォーミュラE由来、680psの電動SUV
公開 : 2020.02.26 19:05 更新 : 2021.07.12 18:38
仏DSが、電動SUVコンセプトを発表。グリルにあたる部分はスクリーンに。680psを発揮するフォーミュラEの技術を搭載しています。
全長5m SUVクーペ
仏グループPSAの上級車ブランドであるDSが、「DSエアロスポーツ・ラウンジ」というコンセプトカーを発表した。フォーミュラEに由来する電動パワートレインをつんで、3月に実車を発表する。
同ブランドは、クルマのキャラクラーと高いデザイン性能を維持しながら、いかに効率性を追求できるかのショーケースであると説明している。
空力を最適化したボディは、全長が5000mmに達し、なだらかなルーフラインは空気抵抗を低減する形状になっている。
グリルはスクリーンに
フロントグリルは、前方からのエアフローをボディサイドに押し流す仕掛け。これにより、23インチという大径のホイールに積極的に空気を当てるのだ。
内燃エンジン車で言うところのグリルにあたるパーツは、スクリーンに入れ替わっている。その裏側には様々なセンサーを配置した。
ヘッドライト類は、DSのライト・ベール・コンセプトに基づくもの。今後、DSの量産車に採用していく計画があるという。
パワートレインは、DSのフォーミュラEチームであるDSテチーターに由来するもの。最高出力は680ps。110kWhという容量のバッテリーから動力を得て、航続可能距離は650kmに達するという。
0-100km/h加速は2.8秒とされている。
インパネは新時代へ?
現時点ではインテリアの画像は公開されていないが。インパネは2枚の長い帯が並ぶような姿になるという。上段のものから投影された情報が、下段のものに映し出される構造のようだ。
また、その両脇にはデジタルミラーの映像を映すスクリーンと、わずかな数ではあるがスイッチ類を配置しているという。
DSエアロスポーツ・ラウンジは、3月上旬に開幕するジュネーブ・モーターショーに展示される。